糖尿病とは
糖尿病という病名はよく聞きますが、どういった病気なのかまで説明ができますか?
糖尿病は、放っておくと恐ろしい病気であり、一度かかると治すことができません。
しかし、正しい治療を続けていれば、糖尿病は克服できる病気だと言われています。
糖尿病は、膵臓から分泌されるインスリンというホルモンが不足するために起こる代謝異常です。
日本では糖尿病患者は700万人を超えると言われていて、40代以上の7人に1人は糖尿病ということになります。
しかもその予備軍は1,300万人もいると言われています。原因としては、生活の変化による運動不足や食事の欧米化と関連があると言われています。
昔と比べると生活は便利になり、ほとんど動かなくても目的地へ行くことができます。便利になった分、体を動かす機会が格段に減り、糖尿病へと繋がっているのです。私たちの体はブドウ糖をエネルギー源として活動をしています。
ブドウ糖は米やパンなどの炭水化物や、かぼちゃやサツマイモなどのイモ類、果物などに含まれていて、これらを食べると胃腸で消化・吸収されて膵臓からインスリンが分泌し、筋肉などの細胞に取り込まれてエネルギーへと変換されます。
このインスリンは、ブドウ糖が細胞の中に入るために大切な役割を果たしています。インスリンを十分に分泌することができなかったり、インスリンの出るタイミングが遅れると糖尿病になってしまうのです。
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糖尿病の食事制限
糖尿病にかかると、避けて通れないのが食事制限。基本としては、過食をさけて偏食せず、毎日規則正しく食べることが大切なのだとか。違う言い方をすれば、それが守られていれば他に特別なことはいらないのです。糖尿病の食事制限は、健康食とも言えるものなので患者だけでなく肥満を引きしている人や健康を気にする家族にもお勧めできるものなのです。食事療法の原則としては、とにかく食べ過ぎは直接血糖を挙げてしまい、体重まで増加する原因となります。しかし、食べる量が少なすぎると今度は異常が体重が減ったり、子供であれば成長に悪影響を及ぼしかねません。そのため、食事制限は年齢や体格、運動量などを考慮し、その人に合った適切なエネルギー量を食べ物から摂取するようにしましょう。また、食事のバランスもとても大切です。たんぱく質や脂肪、ミネラル、ビタミンなどの栄養素を偏らないように摂取することが大切です。同じものばかりを食べるのではなく、なるべく多くの食品をバランスよく摂るように心がけましょう。他にも、ながら食いやまとめ食いは食べ過ぎの原因となりますので避けましょう。もしインスリン注射をしていたり、血糖降下薬を服用している患者は特に注意が必要で、食事の時間と量を規則正しく摂り、食事とこれらの薬の作用がうまく合うようにすることが大切です。食事制限は糖尿病には即効薬だという人もいるぐらい、食事と糖尿病は大きく関わっています。
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糖尿病の診断基準
糖尿病の診断基準は2010年に新たに改正されています。それまでは随時血糖が200mg/dl異常が確認された場合や、早朝空腹時に血糖が126mg/dl以上の場合、75mg糖負荷試験で2時間値200mg/dlが確認された場合などは糖尿病型と判定され、後日もう一度同じ内容の検査を行って糖尿病型と判断されたら糖尿病確定となっていました。また、1回目で糖尿病型と判断され、口渇や多飲・多尿などの糖尿病の古典的な症状や糖尿病網膜症を発症している場合など、1回の検査でも糖尿病と診断されることもありました。しかし、2010年に改正された糖尿病の判断基準はHbA1cによって診断基準として取り入れることになりました。大きく変わった部分は他にもあり、これまで2回行っていた検査が原則1回で済むようになっています。HbA1cを採用したことで、これまでは空腹時の血糖茶ブドウ糖負荷試験など検査当日の血糖値を調べて判断していたものが、HbA1cが異常かどうかをみて、そのほかの3つの血糖値の異常が1つでもあれば糖尿病確定することになりました。この新しい基準は、2010年の7月から適用されることになっていて、HbA1cの基準はしばらくの間は国内で使用されている6.1%以上を採用することになっています。1年後には国際標準である6.5%に移行する予定となっています。HbA1cを採用したことで、検査のために2度病院に行く必要もなくなったため、患者の負担も軽減されています。
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